カードローンの危険性やデメリット!メリット以外の注意点とは

カードローンの最大のメリットはいつでも必要なタイミングで借入れできることです。カードローンには他にも様々なメリットがありますが、その反面デメリットもあります。
利便性が高いと言われるカードローンですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。またカードローンの利用に際して注意すべき危険性とは何なのでしょうか。
ここではカードローンのデメリットを踏まえた上手な利用方法をお伝えします。

2020.10.26 カードローンの危険性やデメリット!メリット以外の注意点とは

カードローンのメリットを教えてください。

カードローンの代表的なメリットは以下の3点です。

  1. ①無担保・無保証

    カードローンのメリットは基本的に無担保・無保証であることです。言い方を変えると、カードローンは信用貸しということです。
    カードローンは、担保や保証人を必要としないことで、申込みに至るまでのハードルが低いと言えるでしょう。また他のローンと比較すると審査に手間がかからないので、申込みから融資までの時間が短い傾向があります。
    不動産担保ローンはその名の通り不動産を担保とする必要がありますし、マイカーローンも車が担保となることがあります。それに対してカードローンは担保や保証人を用意する煩わしさがありません。それがカードローンの一つ目のメリットです。
  2. ②利用目的が自由

    カードローンのメリット、二つ目は利用目的(使い道)が自由であるということです。
    利用目的に事業性がある場合は、カードローンが利用できないことがありますが、基本的にカードローンの利用目的は自由なのです。
    旅行、レジャー資金、冠婚葬祭費用、教育費、学費、生活費の補てんなど様々な使い道がありますが、これら以外の目的でも利用できるのでとても便利です。
    利用の都度、利用目的を申告する必要がないこともカードローンのメリットの一つです。
  3. ③利用限度額内で反復継続的に利用が可能

    カードローンならではのメリットとして挙げられるのが、必要なときに必要なだけ繰り返し利用できることです。
    カードローンは契約の際に利用限度額が決められ、その利用限度額の範囲内で反復継続して利用することができます。完済前の返済中でも利用できる為、使い勝手がよいのです。
    また、基本的にカードローンは銀行やコンビニなどに設置されているATMでキャッシングするのですが、コンビニなどはATMを利用できる時間が長いので、必要なときにすぐに利用できるというメリットもあります。

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カードローンの危険性やデメリットについて教えてください。

カードローンの代表的な危険性やデメリットは以下の3点です。

  1. ①比較的金利が高い

    カードローンのデメリットとしてまず挙げられるのは金利です。金利が高いと利用者の返済負担が大きくなる危険性があると言えるでしょう。
    カードローンは、住宅ローンや自動車ローンなどの目的ローンと比較すると金利が高めに設定されています。一概には言い切れませんが、住宅ローンはおおよそ2.0%で、自動車ローンは1.0~5.0%、それに対してカードローンは3.5~18.0%となっています。これはカードローンが無担保、無保証で利用目的が自由、反復継続して利用可能という商品の性質から、金融機関にとって貸倒リスクが高いという危険性を持つという事情によります。
  2. ②ついつい借り過ぎて返済期間が長期化しやすい

    カードローンのメリットに反復継続して利用が可能、返済途中でも融資を受けられるというものがありました。これはカードローンに潜む危険性やデメリットにもつながります。
    というのもカードローンは銀行やコンビニのATMで利用できることもあり、手軽に融資を受けられるという側面もある為、ついつい借り過ぎてしまうということもあるのです。それにより残りの支払予定回数が追加で借りた分だけ伸びることになります。
    つまり、カードローンには返済期間が長期化しやすいという危険性があるのです。
    また、カードローンは、毎月定額の返済をすることが多いのですが、この毎月の返済額が少ない設定だと返済による元金充当額が少ないので、必然的に返済回数が長くなります。
    返済期間が長くなると、その分借入れに対して利息が発生する期間が長くなるので、その結果完済までに支払う総額が大きくなってしまいます。
  3. ③他のローン審査時に影響が出ることもある

    カードローン利用のデメリットとして、他社ローン審査への影響がある可能性も認識しておいた方がよいでしょう。
    カードローンを利用していると、信用情報機関にその利用の情報が登録されることになります。
    金融機関はそれぞれ自社で利用されているローンの利用状況を加盟している信用情報機関に報告しています。それが信用情報機関に登録され、他社が照会できるようになっています。
    自社でローンの申込みを受付けた際は、自社が加盟する信用情報機関で申込者の他社の利用状況を確認し審査するのです。そのとき、他社のカードローンを多数利用していると、「経済的に余裕がない」と判断をされ、審査に通らないという危険性があります。
    誤解がないように補足すると、カードローンを利用しているからといって、絶対に他のローンの審査が通らないというわけではありません。カードローンを利用していても、延滞がなく、複数の会社から借入れていないなど、利用状況が良好であれば、他のローンの審査に通ることはあります。場合によってはカードローンを健全に利用していることが評価され審査に通ることもあるのです。
    ですので特段デメリットとして意識する必要はありませんが、信用情報機関に登録されることを認識し、収支的に無理がない範囲で延滞等をせずに健全に利用するのがよいでしょう。

カードローンのデメリットや危険性を踏まえた上手な利用方法を教えてください。

必要なときに必要なだけ借入れし、余裕があるときには繰り上げ返済しましょう。

現金が必要なときに役立つカードローンですが、カードローンは比較的金利が高いので、上手な使い方によって利息の支払いを少なくしデメリットを攻略したいものです。
カードローンの利息は、基本的に以下の計算式により計算されます。

利息 =借入残元金×利率÷365×借入日数

この計算式に基づけば、利息を少なくするには、借入残元金と借入日数を少なくすればよいことになります。
いつでも反復継続的に借入れできる利便性を持ったカードローンですが、利息の元となる借入残元金をむやみに増やさない為に必要なときに必要な額だけ利用するのがよいでしょう。
またカードローンは、一括返済や多めの返済することも可能なので、余裕があるときには毎月の決まった返済とは別に返済をして借入残元金を減らすことをおすすめします。
借入残元金が減れば、その分発生する利息が減り、毎月の返済による元金充当額が増えます。必然的に翌月以降も借入時の発生予定利息よりも利息が少なくなり結果的に予定より返済期間は短く総支払額は少なくなるのです。
以上のような使い方をすることで、カードローンのデメリットを最小限に留めましょう。

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カードローンの契約だけしておくメリットは何ですか?

いざという時にすぐお金を借りられます。

カードローンは契約時に設定される利用限度額内の範囲内で反復継続的に借入れできます。またカードローンと言うだけあって、銀行やコンビニエンスストアに設置されているATMで現金を引き出すことができるので、カードローンを契約しカードを所有していれば、いざ現金が必要になったときにすぐにATMでキャッシングすることができるというメリットがあります。
クレジットカードにもキャッシング機能はあるので、同様のメリットがあると言えますが、クレジットカードは年会費がかかることがあります。それに対してカードローンは、基本的に契約料や年会費がかからないので、その点も大きなメリットと言えます。

カードローンの申込時に気を付けるべきポイントはありますか?

自分にとって最適なローン商品を選ぶことです。

最初に気を付けたいポイントは、同時に何社も申込まないということです。カードローンの利用状況は信用情報機関に登録されるとお伝えしましたが、利用状況だけでなく申込の履歴も一定期間登録されるのです。
同時に複数の会社に申し込んだ履歴が登録されると、審査の為にそれを参照した他の会社が、他社で審査が通らなかったと解釈したり、よほどお金に困っていると思い、審査が通りにくくなることがあるからです。
そして次に気を付けたいのは、カードローンを利用するのが最適かどうかです。カードローンは、目的ローンより金利が高いので、利用目的が明確でそれをカバーするローン商品があるのであれば、金利を確認してそちらのローンの利用を検討すべきです。
検討の結果、利用目的が自由なカードローンへの申込みが決まったら、金利と上限限度額を確認しましょう。カードローンはサービスの提供元によって、そして商品によって金利と限度額が異なるので、金利はできるだけ低く、限度額は自分の収入や生活水準に見合ったものを選ぶのが賢明です。
もう一点だけ補足するとすれば、毎月の返済額も確認すべきです。一回の返済額が多い方が支払回数が少なく結果的に返済期間は短く支払利息は少なくなりますが、毎月の返済が無理なく行えることが最も重要です。自分の収入と支出のバランスを考え選ぶとよいでしょう。

まとめ

カードローンの危険性やデメリット、上手な利用方法についてお伝えしました。
危険性やデメリットと言うとネガティブに捉えてしまいがちですが、カードローンの特徴を理解し上手に利用することでその利便性を享受できるということがご理解いただけたのではないでしょうか。
今後カードローンの申込みや利用をご検討の際は、ぜひ参考にしてください。

監修:野間 正司

賃金業務取扱主任者3級FP技能士

カードローン、キャッシング、消費者金融の貸金業に従事して17年目。顧客応対、審査業務は10年以上の経験があり、多いときには月間約2,000件以上の最終与信決裁に携わり、顧客の様々な資金ニーズや生活を目の当たりにしてきた。顧客の返済に関するカウンセリング業務や法的手続きの相談業務、苦情相談窓口業務、コンプライアンス担当まで貸金業に関わる幅広い経験を持つ。2児のパパ。趣味はロードバイク、波乗り、トレッキング。