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引っ越し初期費用が払えないときカードローンで資金を借りることができる?

「引っ越しの初期費用が高くて、一括で用意できない」とお悩みの方は多くいらっしゃるかと思います。今回は、引っ越しにかかる初期費用について、諸費用を削減する方法や、引っ越しの初期費用が払えない場合にカードローンで引っ越しの資金を借りることができるのか、などの基礎知識を、詳しく解説していきます。

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引っ越しにかかる初期費用はいくらくらいかかりますか?内訳も教えてください。

引っ越しにかかる初期費用の相場は、およそ4~6ヶ月の賃料に該当するとされています。

そのため、家賃5万円の場合、諸々の費用を合わせると20~30万円程度が初期費用となります。あくまでも目安となりますが、この程度のお金は必要となる旨を把握しておきましょう。

なお、引っ越しにかかる一般的な費用の内訳は、以下のようなものが挙げられます。

  • ・敷金

    敷金は、契約を終えて部屋を退去する際の原状回復費用となります。原状回復にかかった金額から差し引きされ、残った金額は戻ってきます。家賃1ヶ月分~が目安です。
  • ・礼金

    礼金とは、部屋を所有している大家さんへのお礼の意味で支払う費用です。敷金とは違い、退去時も返還されません。最近では礼金なしの物件も増えてきており、初期費用を抑えたい場合には、礼金なしの物件を選ぶと節約ができます。
  • ・前家賃

    前家賃とは、入居する月の家賃を前払いで支払うお金のことです。3月に契約し、4月から部屋の利用を開始する場合、4月の家賃を契約時にあらかじめ支払うことになります。月の途中から入居する際には、日割り家賃を支払います。
  • ・仲介手数料

    仲介手数料とは、物件の案内や、契約の手続きを行った不動産会社に対して支払う手数料のことを意味します。法律によって、上限は家賃の1ヶ月分となっており、そこに消費税が加算された金額が、仲介手数料として支払いが必要となります。
  • ・保証料

    家賃保証会社を利用する場合に必要となるのが保証料です。万が一、住宅の家賃を支払えなくなった際の備えとなります。連帯保証人を立てられるときは不要となることもあります。
  • ・火災保険料

    火災や水漏れなど、様々なトラブルに備えて加入・支払いが必要となるのが、火災保険料です。損害保険会社に支払われます。不動産会社の案内に従って加入しますが、個人で選んだ保険に加入することも可能です。ただし、その場合は加入証明が求められることがあります。一人暮らしで1.5万円程度、家族で2万円程度が相場です。
  • ・引っ越し費用

    引っ越し業者に払う必要が出てくるお金は、引っ越しする住宅の距離、持っていく荷物の量、引っ越しの時期などによって変動します。一人暮らしで3万円~10万円程度、カップルで10万円~30万円程度と、引っ越し業者によって幅があるので、必ず複数業者に相見積もりを取ることをおすすめします。
  • ・その他

    その他にかかる費用として、鍵の交換代金、害虫駆除代金、消臭・清掃費用などが発生する場合もあります。細かな費用の内訳項目については、不動産会社に確認しましょう。

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引っ越しにかかる諸費用をなるべく抑えたいのですが、良い方法はありますか?

引っ越しの繁忙期をずらし、持っていく物を減らし、より安い業者を探すことが重要です。

引っ越し資金が足りず、初期費用が払えない場合には、以下のような方法を検討し、できる限り諸費用を抑えることをおすすめします。

  • ・引っ越し時期を繁忙期からずらす

    毎年2~4月あたりの繁忙期は、新生活に向けて引っ越しを検討する人が増えるため、費用が高騰するケースがあります。
    そのため、なるべくこの時期は避けて引っ越しを考えてみましょう。また、休日についても料金がアップする場合があるので、平日に引っ越しができるようにすると良いでしょう。
    一方、閑散期といわれる7~8月頃は、引っ越し費用の交渉が行いやすく、初期費用を抑えることができるケースもあります。
  • ・引っ越しの日時を引っ越し業者に任せる

    引っ越しまでのスケジュールに余裕がある場合には、引っ越しの日時を引っ越し業者の都合の良い時期に任せることで、費用を抑える交渉を行えることがあります。
  • ・自分で荷物の搬出ができないかを検討

    引っ越し業者を介さずに、自分で荷物を搬出できるならば、お金の節約になります。トラックはレンタカーサービスで借りることができます。
    トラックをレンタルする費用は、トラックのサイズや借りる時期によって異なりますが、引っ越し業者に依頼するケースよりも安く済むメリットがあります。
    ただし、一人で家具を運ぶのは大変であるため、多くの場合は手伝いを依頼する必要が出てきます。友人や知人に依頼する際の謝礼は、一般的に5,000円~10,000円程度とされているので、その分の費用は用意しなければなりません。
    その他、引っ越しの移動でかかるガソリン代、高速道路料金などの交通費も考慮する必要があります。引っ越し業者に依頼した方が、手間を省けるメリットもあるため、費用面と作業量を考慮した上で検討するようにしてください。
  • ・不用品は売却処分して費用軽減&現金確保

    不要になったものは引っ越し前に売り出して処分しておくことで、費用軽減と現金確保を行うことができます。フリマアプリ、ネットオークションなどを利用すれば、インターネットを通じて、不用品をお金に替えることができる場合があります。また、リサイクルショップに直接持っていくことで、不用品を買い取ってもらう方法も考えられます。
    引っ越し費用は、持っていく物を減らせば減らすほど、抑えることができます。そのため、不用品の売却で処分仕切れなかった物は、友人や知人に譲ったり、引っ越し業者に引き取りを依頼したりして、なるべく減らすようにしましょう。
  • ・2社以上で見積もりを行う

    引っ越し業者は、会社によって費用に違いが出ることが多いため、比較を行いながら相場よりも安い金額で引っ越しを検討するためにも、2社以上でお見積もりをすることをおすすめします。
    基本的に、引っ越しにかかる代金の見積もりは無料なので、積極的に出してもらいましょう。また、他社のお見積もりの資料を用意しておくことで、費用の交渉を行いやすくなるメリットもあります。
  • ・分割払いを検討する

    引っ越し費用は一括払いのケースが多いものの、相談すれば分割払いにしてもらえるケースもあります。引っ越しの初期費用が一括で払えない場合は、事前に分割払いが可能かどうか、業者に相談しておきましょう。
  • ・引っ越し業者や不動産会社の比較サイトを利用する

    インターネット上には、引っ越し業者や不動産会社の比較サイトがあるため、それらをチェックして初期費用を比較し、最も安い業者に作業や仲介を依頼する方法があります。
    お見積もりを複数取るのが面倒な場合、比較サイトを利用すれば、手間をかけずに費用相場を確認することができるため、おすすめです。
  • ・自治体からの助成金を利用できる場合もある

    自治体によって、引っ越し費用を助成金で賄うことができる場合もあります。例えば、東京都・新宿区では、2020年時点で、子育てを行う家庭向けの家賃助成制度である「民間賃貸住宅家賃補助」を用意しています。条件を満たしている家庭は、月額3万円、最⾧5年間の補助を受けることができます。このような、自治体の助成金を調べて利用し、引っ越し費用に充当する方法もあります。

引っ越しの初期費用にローンを使うことはできますか?

引っ越しの初期費用に利用できるローンは、目的ローンとカードローンの2種類です。

引っ越しの初期費用に利用できるローンである、目的ローンとカードローンの違いやメリット・デメリットは、以下の通りです。

  • ・目的ローン

    目的ローンは、主に銀行などが行なっているサービスです。住宅ローン、マイカーローン、教育ローンなどのように、使用用途が決まっているローンとなり、利用する場合には、使い道を証明する書類の提出が必要となります。目的ローンの中でも様々な目的に利用できる場合は、多目的ローンと呼ばれます。
    カードローンなどの小口融資商品との比較で、借入れの金額が高額になる場合には目的ローンが利用される傾向があるようです。
    カードローンと比較すると、金利が安いなどのメリットがありますが、定められた目的以外の使用や、追加の借入れができないデメリットもあるため、注意が必要です。
    特に、引越しの際は初期費用以外にも、引っ越し後に家具など必要となるものが出てくる可能性もあります。そのため、目的ローンを使用する際は、追加の借入れが発生しないかどうか、事前に考慮した上で契約するようにしましょう。
  • ・カードローン

    カードローンは、クレジットカード会社や消費者金融が取り扱う、個人向け融資のためのローンです。目的ローンとは異なり、お申込みの際に使用用途が制限されず、使い道が自由なローンとなります。
    使用用途が定められていないため、様々なシーンで活用ができます。また、引っ越し後に家具を揃えるなど、後から資金が必要になった際も、借入れの限度額の範囲内であれば、追加での借入れが何度でもできるなどのメリットがあります。なお、カードローンのデメリットとしては、金利が目的ローンと比較するとやや高いことが挙げられます。
    とはいえ、目的ローンと比べて使い勝手が非常に良いほか、WEBの手続きで手軽に借入れを行うことができます。お申込み・審査・融資までのスピードも、最短で即日融資となり、目的ローンと比較すると早く借入れすることが可能です。
    銀行系のカードローンの場合は消費者金融が行っているカードローンとは異なり、お申込み・審査が完了して、融資を受けられるのは、最短でも翌営業日以降となります。

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引っ越し費用としてローンを組む際の注意点はありますか?

金利がかかることを忘れず、使いすぎや、返済の滞りに注意をする必要があります。

ローンを組んで引っ越し費用を借りる場合、注意すべきことは以下のような点です。

  • ・ローンで借りたお金には金利がかかる

    ローンを利用して引っ越し費用を借りる場合、借りたお金に対しては、当然ながら金利に伴う利息が発生します。自分のお金だけで引っ越しするときに比べると、金利の分だけ支払総額は増えてしまうため、引っ越しの際は全額をローンで賄おうとせず、必要最小限の借入れに抑えることが大切です。
  • ・購入予定の物がある場合は予算に注意する

    引越しに伴い、生活家具・雑貨・家電など、様々な物を購入する必要が出てくる場合があります。購入予定の物は予めリスト化し、おおむねの予算を把握しておきましょう。
    ローンを組んで購入資金を補填する場合、目的ローンでは使用用途が限定されている性質上、生活家具などの購入資金が必要になった際には、別途で審査を受けなければならないため、注意してください。
    また、カードローンの場合も、限度額以上の借入れはできないため、ご利用は計画的に行なっていきましょう。
  • ・引っ越しに伴う仕事の変更がある場合、収入の変動を見込む

    引っ越しに伴い、本人または配偶者などが仕事を変更する場合、収入が変動することがあります。ローンを組む際は、このような収入の変動を見据えて、返済の計画を組むことが重要です。特に、収入が減少する場合には注意が必要となります。
  • ・返済に遅れが生じると、個人の信用情報に傷がつく

    万が一、返済に遅れてしまった場合、個人信用情報に延滞情報が記録され、今後のカードローンやクレジットカードの審査に通過できない可能性があるため、延滞が起こらないように十分に注意してください。
    このような事態を避けるためにも、引っ越しを検討する可能性がある場合は、普段から貯金をし、引っ越し費用をなるべくローン以外で無理なく賄えるように準備しておくことが重要となります。
    また、引っ越し時に限らず、ローンを組む際は予め返済の金額もよく確認して、計画的に借入れをすることが大切です。

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ベルーナノーティスのカードローンで引っ越し費用を賄うことはできますか?

ベルーナノーティスのカードローンで引っ越し費用を賄うことは可能です。

ベルーナノーティスのカードローンであれば、引っ越しの後に、家具を揃えなければならないなど、追加のお借入れが必要になった際でも、目的ローンとは異なり、限度額までであれば、何度でもお借入れを検討いただくことができます。
お申込み・審査・融資までのスピードも早く、最短で即日カード発行が可能です。お振込みでの融資なら最短で24時間以内の融資も可能です。ただし、申込みの状況によっては時間を要する場合があります。
また、はじめてのお借入れとご完済後の再度のお借入れについて、14日間金利0円となる無利息期間があるため、一時的にお借入れを行いたい方や「カードローンは利率がやや高いのでは?」とご心配されている方にも、ベルーナノーティスは安心してご利用いただくことが可能となっています。
必要があれば、WEBから今すぐにお申込みいただくこともでき、女性や主婦のためのカードローン80歳までご融資が受けられるカードローンとして、様々なお客様にご活用いただけるカードローンとなっています。
「引っ越しの初期費用を一括では払えないので、ローンを検討したい」とお考えの方は、この機会にベルーナノーティスのカードローンをぜひともご検討ください。

まとめ

引っ越しにかかる費用や諸費用を削減する方法、引っ越しの初期費用が払えない場合の対処法についてお伝えしました。引っ越しの初期費用が払えない場合まずは初期費用を抑える工夫を行いましょう。それでもお金が足りない場合に、目的ローンとカードローンそれぞれのメリットやデメリットを踏まえ、ローンを活用するといった選択肢も検討してみましょう。

監修:野間 正司

賃金業務取扱主任者 3級FP技能士

カードローン、キャッシング、消費者金融の貸金業に従事して19年目。顧客応対、審査業務は10年以上の経験があり、多いときには月間約2,000件以上の最終与信決裁に携わり、顧客の様々な資金ニーズや生活を目の当たりにしてきた。顧客の返済に関するカウンセリング業務や法的手続きの相談業務、苦情相談窓口業務、コンプライアンス担当まで貸金業に関わる幅広い経験を持つ。2児のパパ。趣味はロードバイク、波乗り、トレッキング。

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